第11章 転校生の時間
ケイト「…隠しといて欲しかった;」
律「あ、すみません!;
ケイトちゃんが気を許している人たちなので
話しても大丈夫だと判断してしまいました;」
渚「い、今の本当!?;」
ケイト「…;
一応、小6レベルまで
小4の時に、竜馬に教えていたのは知ってるでしょ?
あの時点で、
ハーバード大学まで飛び級できるぐらい
母さんから教育されてたから…;
で、エヴァン爺ちゃんに引き取られた時
小学校を、終業式の6月まで行かされて。
その後…
ハーバード大学へ飛び級と同時に、一年で卒業して;
その後で、NBAでバスケさせてもらってたんだ^^;
元々好きだったし
それが、アメリカでのクラスメイトとの繋がりだったし…;」
カルマ「へぇ」
渚「ってことは…頭良いんだ」
律「しかし、なぜ苦手科目が
英語と国語なのですか?」
ケイト「…それは;
日本語での英語は、現地の英語となんか違うし;
国語は応用がひどく難しいんだ、特に評論文;
小説とか、古文や漢文は得意なんだけどね;」
律「なるほど。文系が苦手なのですね。
だから理数系に関して、博士号をとれたのですね」
ケイト「言わないでいいから!!;」
律「すみませんでした;」
殺せんせー「しかし…
身につけるまで大変だったでしょう;」
ケイト「うん。
でも、義務教育を受けたのなら
最後まで、ちゃんと受けるべきだって思って…
日本での教育を受けたいって言ったんだ。
オリヴァ婆ちゃんの仲介もあって
渋々行かせてくれたんだ、近くの中学校に…」
渚「あ…それが、椚ヶ丘中学校だったんだ」
カルマ「ケイトの学力なら
軽々楽勝だったってわけか(微笑」
ダイラタンシー現象の説明を終えた後の雑談だった。
教える人が二人だった分、手間が減ったとか…