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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第11章 転校生の時間




その動きの詳細

あの時の、右足と左手の動かし方


まず、右ナイフで襲ってくる右腕を右手で取ると同時に


神経の束がある、胸よりの上腕部に

左肘打ちで手の神経を一時的に麻痺させ

持っているナイフを離させる

(その時に

ナイフが自然と、刺そうとした方向へ飛んでいく)


一瞬後、相手にとって『前転』となるよう

円状の動きへ、力の方向を滑らかに変えながら


右足を、相手を投げる際に

その両足の前に置いておくことで

相手の踏ん張ろうとする力を無効化する


あとは、力の向きを

左手は、相手の胸へ添えて、前転の軸とすると同時に

床へ叩きつけた直後、押さえる役割をする。


最終的に、全て纏めると

真正面から真っ直ぐ向き合うように

前へと勢いをつけて走っていたが


左足を軸に、ナイフを掴んだ手を見切りながら

体を左回転させて、勢いをつけながら

右足を、相手の両足の前へ置く。


その直後、相手の右腕前腕部を右手で

相手の勢いを殺さないよう、

相手の動きに逆らわぬよう、動かしながら握る。


その時には

その相手の力の流れに、己の力の向きも混ぜる。


そして、二人分となった力を

相手にとって、空中で前転をするように向きへと変え

左手を軸になるよう、相手の胸に当てておき


その軸は、己の真正面になるよう

叩き付ける床へ平行にしながら、床へ近づけていき


その時、

右手は、己の胸の前へと引き上げて寄せるように動かす。


それらにより、自然と相手は空中に投げ飛ばされ

床へ叩きつけられる。


それまでが、たった0.80秒だから。

身動きも、抵抗も出来ない。



相手を床へ叩きつけた直後、

残り0.02秒で、
右手は、相手の右腕を押さえたまま

左手で隠し持っていたナイフを取り出し、首筋へ付ける。


殺せんせー「以上が、ケイトさんのした動きです。

さあ!皆さんも一緒に頑張ってやりましょう!^^」

ケイト「はぁ~い!^^(挙手」

『できるかあ!!!!;(汗』


それを説明されるのは、体育の授業の後だった…

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