第11章 転校生の時間
ロヴロ「…」
烏間「…」
ビッチ「…」
あまりもの速さに、理解がついていけぬ中
殺せんせー「流石です!
戦術博士とでも呼んでいいですか?^^//(触手もみもみ」
ケイト「よせ。単なる小手調べだ」
殺せんせー「…
格闘となると、いつも笑わなくなりますね;」
ケイト「当たり前だ…
人の、命に係わってるんだから。
少しでも、相手にダメージを与えず気絶させる。
それが、風月流の流儀だ!
…でも、帰る時に苦労するかと思って…
若干、手を抜いちゃった…(顔をしかめる)
ごめんなさい(お辞儀」
立ち上がりながら、お辞儀するケイトに対し…
ロヴロ「いや…
君には…
十二分に、殺し屋として生きていけるだけの才能がある(微笑」
そう頭を撫でながら微笑むロヴロ。
ビッチ(凄い…たった1秒未満の間に、何が起きたのか…
目がついて行かなかった…)
烏間(流石だな…
あの身のこなし、滑らか過ぎる動き
あの動き全てが、完璧に身に付けた技だと、すぐに分かる)
ロヴロ「だが…
一つだけ、向いていない所がある。
君には『格闘』は出来ても、『暗殺』は出来ない。
その優しさが、暗殺の邪魔になる」
ケイト「…そうですね。
でも、それを捨てる気にもなれない。
けど…
だからって、投げ出す気はない。
気絶させた直後に、皆ですればいい(微笑」
ロヴロ「…なるほどな(にっ)
年の割には、いい面構えをしている(微笑)
元気でやれよ、少n…少女
(あの強さで、女だったのか…
男に生まれなかったのが、非常に残念だ;(汗」
微笑みながら笑って撫で
立ち去ろうとする時、そういうロヴロは
内心、汗をかきながら残念がっていた…