第11章 転校生の時間
その数日後…
殺し屋、ロヴロ
彼が、廊下にいて
ビッチと、烏間と
殺せんせーとで、ごたごたしていた。
ケイト「…何やってんの?」
殺せんせー「おや。
まだ帰ってなかったんですか?ケイトさん」
ロヴロ「ピクッ)ケイト?
(そうか…あれが、噂の風月流格闘術の師範か」
ケイト「やだなぁ。
晩ご飯何にするって話、するの忘れてたから来たんだよ」
殺せんせー「ああ!そうでした!!
いつもいつも、
ケイトさんには世話になってます//(もみもみ&るんるん」
烏間「ターゲットがアサシンに何やってるんだ!;」
そんな意気揚々とケイトに言う殺せんせーだが
それをとがめる烏間だった…;
それに対し、ケイトは視線をロヴロへ向ける。
ケイト「…そこの男の人、強いね(微笑」
ロヴロ「…お前ほどではない」
ビッチ「!(先生が…認めるほど?」
ロヴロ「できれば…
全盛期の時に、手合わせ願いたかったよ(微笑」
ケイト「何を言っているんだか…
今も、十分に強いんじゃない?」
ロヴロ「そう思うか?」
ケイト「…少なくとも
今は、孫を護ることに必死ないい爺ちゃんだ」
烏間(…人を見抜くことだけに関しては、天才的だな)
ロヴロ「ふっ。そう見えるか?(微笑」
ケイト「少なくとも、悪い人には見えないよ?(微笑」
一瞬たりとも、互いから目を離さず…
その刹那
ダッ(瞬時に、互いに詰め寄る)
ガッ(ロヴロの右手に持ったナイフによる攻撃を
右足を、ロヴロの右足の前に滑り込ませながら
ロヴロの右前腕部の中央を、右手で掴むと同時に
左肘で、正中神経の走る
右腕上腕部(胸寄り)の部位を叩いて
衝撃波を送り、手の神経を麻痺させてナイフを飛ばす)
ヒュキィーン(ロヴロのナイフだけ飛んで床に突き刺さる)
ダァン!!!(ナイフを手放させた瞬間、
突進してきたロヴロの勢いを生かしながら
←の力を、↙へ、
↙の力を、↓へ、
↓の力を、➘へ、
➘の力を、→へ、
→の力を、↗へ、
↗の力を、↑へ方向を変えながら力を加えることで
ロヴロの体を、半『前回転』させ
床へ叩き付けると同時に
のど元へ、対せんせー用のナイフを突きつけた)
これらは全て…
数瞬(時間にして、0.82秒)の間に起きた出来事である。