第11章 転校生の時間
片岡「あとさぁ。
この子の呼び方、決めない?
自律思考固定砲台って、いくらなんでも…」
片岡が言い出し
矢田「だよねー」
原「そうねぇ。
なにか一文字とって…」
不破「自律…
そうだ!じゃあ律は?」
そう不破が提案すると
千葉「安直だな」
千葉に突っこまれた
不破「えー可愛いよ」
その言葉に「律…」と言葉を発する自律。
前原「お前はそれでいい?」
前原がそう聞くと…
律「はい!嬉しいです!^^//
では、律とお呼びください!」
嬉しそうな顔を見せる律だった…
そんな中、渚はカルマとケイトに声をかける
渚「うまくやっていけそうだね(微笑」
ケイト「うん…
不安要素は、あるけどね(苦笑」
渚「どうかしたの?」
疑問に思う渚。
カルマ「それに関しては、俺も同意見。
寺坂の言う通り、
殺せんせーのプログラム通り動いてるだけでしょ?
機械自体に、意志があるわけじゃない。
あいつがこの先、どうするかは
あいつを作った持ち主が決めることだよ…」
そして、その日の夜…
持ち主がやってきた。
「なんだこれは!」
律「こんばんは、マスター^^
おかげさまで
とても楽しい学園生活を送らせていただいております^^」
ニコリと言葉を返す律。
だが…
「ありえん!」
「勝手に改造された上に
どうみても、暗殺とは関係ない要素まで入っている」
「今すぐ、オーバーフォールだ。暗殺に不必要なものは全て取り去る」
「こいつのルーツは、イージス艦の戦闘AI。
人間より速く戦況を分析し、
人間より速い総合的判断で、あらゆる火器を使いこなす。
こいつがその威力を実証すれば、世界の戦争は一気に変貌する。
賞金100億など、ついでにすぎん。
この教室は
最高の実験場、怪物殺しの結果をだせば、
もたらす利益は、数兆円だ。
親であるマスターの命令は絶対だぞ。
お前は
暗殺のことだけ考えれれば、それでいい」
律「はい…マスタx」
そして…電源が落ちた。