第11章 転校生の時間
その言葉に不思議そうにする自律
自律「でも先生!
皆さんに、どんどんサービスするようにとプログラムを…」
殺せんせー「カンニングは、サービスじゃありません!(ぷんぷん」
ケイト「そう
プログラムにくんでおけばよかったね、殺せんせー^^;
ま…
自律思考固定砲台のことだから、同じミスはもうしないさ」
そうして休み時間…
倉橋「凄い凄い!」
岡野「こんなのまで身体の中で作れるんだぁ」
微笑みながら褒める、女子二人
自律「はい。
特殊なプラスチックを、体内で自在に成形できます。
データさえあれば、銃以外はなんでも」
菅谷「すげぇ造形」
矢田「面白ーい。
じゃあさ、花とか作ってみて(微笑」
自律「わかりました^^(OKサイン)
花のデータ収集しておきます」
すると、律ちゃんは同時進行でやっていた将棋の駒を進める
自律「王手です、千葉君」
千葉「3局目でもう勝てなくなった…」
ガクリと崩れ落ちる千葉君。
前原「なんつー学習能力だ」
片岡「凄いわねぇ」
不破「あ!」
皆『?』
不破「そういえば、
人工知能が
電子ドラックを支配するっていう漫画があったわ!」
不破が言い出すと
自律「それは、メジャー少年誌で連載され、
アニメ化もされた超人気探偵漫画ですね」
綺麗に応える自律。
不破「花のデータはないのに、何で?」
自律「さぁ?」
それを見ながら…
杉野「思いのほか、大人気じゃん」
茅野「一人で同時に色んなことこなせるし、
自在にもの作れるし」
微笑みながら、杉野と茅野が話す。
殺せんせー「しまった!!」
殺せんせーがそれを聞いて、慌てだす
渚「何が?」
それに不思議そうにする3人
殺せんせー「先生と、キャラが被る(汗」
渚「かぶってないよ!1ミリも!」
殺せんせー「自分で改良しといてなんですが、
これでは、私の人気が喰われかねない!
皆さん皆さん!
先生だって、人の顔くらい表示できますよぉーっ!!
ほら、この通り。
皮膚の色を変えれば…」
三村「キモいよ!」
その一言に、ずーんと沈む殺せんせー