第11章 転校生の時間
そんな寺坂へ、画面を向ける自律。
自律「おっしゃる気持ち…
分かります、寺坂さん(目を瞑り、暗い表情)
昨日までの私は、そうでした(雷雲、雨降りそう)
ポンコツ…(涙目)
そう言われても…返す言葉がありません(涙」
それと同時に涙を流し
土砂降りの雨と共に、顔を両手で覆い泣く自律。
片岡「あーあ、泣かせた(腕組み」
原「寺坂君が2次元の女の子泣かせちゃった」
片岡と原が文句を言う。
寺坂「なんか、誤解される言い方やめろ!(白目」
竹林「素敵じゃないか。
2次元、Dをひとつ失うところから女は始まる」
磯貝「竹林!それ、お前の初セリフだぞ!」
木村「いいのか!?」
自律「でも皆さん、ご安心を(涙をぬぐう、天候はれる)
殺せんせーに諭されて、
私は協調の大切さを学びました。
私のことが好きになっていただけるよう、
皆さんの合意が得られるまで、
私、単独での暗殺は控えることにしました!^^//」
殺せんせー「そういうわけで仲良くしてあげてください。
あーもちろん、
先生は彼女にさまざまな改良を施しましたが、
彼女の殺意には、一切手を付けていません」
自律「はい!^^」
その言葉に対し、銃器を出す自律。
殺せんせー「先生を殺したいなら
彼女は、きっと心強い仲間になるはずですよ」
渚(なんでもできるなぁ、殺せんせーは。
機械まで、ちゃんと生徒にしちゃうなんて…(微笑))
そう思う中、授業が始まり
殺せんせーは質問を、眠りこけていた菅谷に当てた。
殺せんせー「さて、
網膜の細胞で、細長い方が桿体(かんたい)細胞。
あと太い方は?
菅谷君!教科書を伏せて答えてください」
菅谷「えっと…やっば」
うたた寝していたためか、慌てる菅谷だが…
後ろにいた自律が、太ももに書いた答えを見せた。
菅谷「ん?…えっと、錐体細胞?」
そう自律を見ながら答えると、殺せんせーは怒った
殺せんせー「こらー!自律思考固定砲台さん、
ズルを教えるんじゃありません!」