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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第11章 転校生の時間



自律「これは…」

殺せんせー「クラスメイトと協調して、
射撃した場合のシュミレーションソフトです。

暗殺成功率が、格段に上がるのが分かるでしょう」

自律「異論、ありません」

殺せんせー「暗殺における
協調の大切さが理解できたと思います。

どうですか?皆と仲良くなりたいでしょう?」


殺せんせーがそう言うと、

自律は「方法がわかりません」と言った


殺せんせー「この通り、準備は万端です!」

出してきたのは、改良道具だった。


自律「それはなんでしょう?」

殺せんせー「協調に必要な
ソフト一式と追加メモリです。

危害を加えるのは契約違反ですが、
性能アップさせることは禁止されていませんからねぇ」


そう言いながら
殺せんせーは、自律の改造を開始する

殺せんせー「なぜ、あなたはこんなことをするのですか? 

自分の命を縮めるような改造ですよ」


疑問に思う自律に対し


殺せんせー「ターゲットの前に先生ですから

昨日一日で身に染みて分かりましたが、
君の学習能力と学習意欲は非常に高い。

その才能は、君を生んだ親御さんのおかげ。


そして、
その才能を伸ばすのは生徒を預かる先生の仕事です。


皆との協調力を身に着けて、
どんどん才能を伸ばしてください」

殺せんせーはそう答える。


自律「殺せんせー。

この世界展スイーツナビ機能は協調に必要ですか?」


殺せんせー「にゅやっ!!??//

先生もその…
ちょいと助けてもらおうかと…

甘かったですかね…^^;」

触手をもじもじさせながら言う殺せんせー。


そんな景色を見ながら…

ケイト(やっぱり…

優しいな、殺せんせーは…)


そう思いながら、微笑んだ。


教室の中が見える、外の森にいるのに

気付かれない理由…


それは、野生の中で育った時身につけた

『気配断ち』によるものだった。


ケイト(人として、本当の意味で強い…

だから…殺したくないんだ…)

そんな殺せんせーを人としてとらえ、一人思うケイト。


ケイト(…こんな、人外の力を持っていても)

己の手を見ながら、そう思うケイト…


その力とは…一体?

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