第11章 転校生の時間
すみませんが、別れ際まで省きます^^;
カルマ「別れ際、
俺は初めて、女の子を抱き締めたんだよね。
また会いたいって、想いと共にさ。
そんで、E組に入って
俺を助けようと崖から降りてきて
左手を差し伸ばしたケイトの
左腕の、まくれた袖から見えた
『あの傷』から、解ったんだ…
ケイトだったんだってさ(微笑」
『キャー!運命の出会い!^^』
そう女子たちが盛り上がる中
ケイト「あー、もう!
恥ずかしいから、殺せんせーの所へ質問行こうよ!」
渚「その理由へんじゃない!?;」
そうして…
再び、質問が終わった後…授業を受けた…
だが…
その日、一日中
機械仕掛けの転校生の攻撃は続いた。
そして、翌朝…
いつものように自律は目覚めるが、
自律「午前8時29分35秒、システムを全面起動。
電源、電圧安定。オペレーションシステム正常。記録ディスク正常。
各種デバイス正常。不要箇所なし。プログラムスタート。
タスクを確認、本日の予定、6時間目までに215通りの射撃を実行。
引き続き、ターゲットの回避パターンを分析」
銃器を出そうとすると、
出せなくなっていることに気付いた自律
自律「殺せんせー、これでは銃を展開できません。
拘束を解いてください」
殺せんせー「うーん、そう言われましてもねぇ」
自律「この拘束は、あなたのしわざですか?
あきらかに私に対する加害であり、
それは契約で禁じられてるはずですが…」
寺坂「ちげーよ。俺だよ」
そう言いながら
自律思考固定砲台へガムテープを投げつけたのは…
寺坂だった。
寺坂「どう考えたって、邪魔だろうが。
常識ぐらい
身につけてから殺しに来いよ。ポンコツ」
ケイト「…;
(よくあれ一個で、あれだけ巻けたなぁ;」
違う意味で、ケイトは感心していた;