第11章 転校生の時間
それを見ながら…
渚「なんか…
少し、不満たらたらな雰囲気だったのに…
いっぺんに、晴れ渡らせちゃったね(微笑」
茅野「そういう所あるからね^^」
カルマ「なんたって、俺の彼女だからさ^^」
3人『あははは^^』
渚(気付けば、僕らは笑っていた…
授業を聴けず、邪魔されて
その上、BB弾の掃除をさせられて
少なくとも、嫌な気分のはずだった…
でも…
何でか、凄くほっとすると同時に
温かな気持ちになった。
そういう所が、ケイトちゃんにはあるんだと
僕は解った気がした)
ケイト「じゃあ、皆で昼休みに
殺せんせーへ『質問&暗殺』大嵐だーッ!^^(拳上げる」
皆『おーっ!!^^(拳上げる』
渚(本当に…救われた気がした。
これから先、また邪魔されるんじゃないのか…
授業が遅れて、勉強がもっと大変になるんじゃないのか…
そんな不安にかられる心を
明るく、温かくもたせてくれる…
いつもの、優しい笑顔で…(微笑))
その後…
2時間目…(9時55分)
ドドドドドドドドドド
『うわぁー!;』
3時間目…(11時5分)
ドドドドドドドドドド
『うわぁー!;』
4時間目も、砲台による嵐があった。
でも…
僕らは、教え合ったりしていた。
前原「アークソ解んねぇ!;」
茅野「ここはこうするんだよ」
ケイト「ここの応用は、この公式を絡めて」
片岡「ふんふん」
その後…
カルマ「俺とケイトの昔秘話聞きたい?(にや」
前原&茅野『聞く~!!』
渚(予想以上の食いつきだ…;(汗))
茅野「渚も聞きたいでしょ!?(らんらん」
渚「う…うん^^;」
身を乗り出して尋ねる茅野に、渚は頷く。
そして…
10年前、4歳だった頃の昔話を聞いた。