第11章 転校生の時間
授業終了後…
自律が発射したBB弾を見て、溜息をはく生徒達
前原「で?…これ、俺らが片すのか?;」
眉をひそめながらつぶやく前原に
村松「お掃除機能とかついてねぇのかよ、
自律思考固定砲台さんよ」
そう尋ねるも、反応はゼロだった。
村松「ちっ、シカトかよ」
吉田「やめとけ。機械にからんでも仕方ねぇよ」
ケイト「しょうがないなぁ…
皆、いったん教室の隅へ行って~
荷物は全部、
カバンの中か、机の中にいれといてね」
前原「ん?何かするのか?」
ケイト「いいからいいから。
特訓でやったことを見せるだけだよ」
そうして、隅へ寄った皆を確認すると
ケイト「女子はスカート押さえててね~」
茅野「あ、うん!」
その直後…
凄まじい風が、教室の中で吹き荒れた…
ケイト「よし」
そう呟くケイトの手には…
渚「え!?;BB弾の球!?;」
カルマ「へぇ。
風の密度を高くして、
BB弾みたいな『軽量の物質』だけ浮き上げるようにしてから
後に一か所に集約
最後に、手のひらに乗せるように集めたってわけか(微笑」
微笑みながら分析するカルマに対し
皆『わぁ!』
理解した皆は、歓声を上げた。
前原「すっげぇ、何だよそれ!
そんな隠し玉あったのかよ!!//(キラキラ」
磯貝「だったら
最初に教えてくれたっていいのに(微笑」
ケイト「いや…
風月流弐式を見せた時点で解るかと^^;
BB弾散らばった時は、私に任せてよ(微笑」
前原「頼りになるよな、お前って^^」
岡野「うん!(頷く&微笑」
片岡「おかげで
授業聞けなかった分、
今(休憩時間)のうちに取り戻せそう(微笑」
ケイト「解らない所あったら、言って。
私が教えるよ(微笑)
それでも、解り辛い所や疑問点があったら
まとめて
昼休みに、皆で殺せんせーに聞きに行こう^^」
茅野「うん!^^」
中村「そうしよう、そうしよう!(微笑」
そうして…
一気に和やかな雰囲気になる教室。