第10章 修学旅行の時間
~ちょっとした、日常風景~
殺せんせー「地球がひとつありまして♪
お豆を東京に置いたとさ♪
お豆を中国四川省に置いたとさ♪
ドバイからハワイまで飛行機雲を描きながら飛びまして~♪
ハワイからドバイにフィリピン上空を通過しながら戻りまして~♪
さらに!
ハワイからドバイ間を経度25度毎に縦に飛びまして~!♪
あっという間に、殺せんせー♪」
殺せんせー「さぁ、実際に行って描いてみましょう!」
ケイト「おーっ!^^♪(拳上げる」
それ以外『描けるかぁ!!;』
E組が抗議する事があったとかなかったとか…?
『いやどっちだよ!!;』
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その後、E組のいる旅館では…
渚グループは、旅館内のゲームセンターにいた。
神崎が腕前を披露していたのだった。
杉野「うぉぉ!
どうやって避けてんのか、まるでわかんねぇ!」
興奮するように話す杉野。
神崎「恥ずかしいな、なんだか^^」
少し照れながら話す
杉野「おしとやかに笑いながら、手つきはプロだ!!」
奥田「凄い意外です。
神崎さんがこんなにゲームが得意なんて」
奥田さんが驚いたよう話すと、
少し悲しそうに神崎さんはこう話した。
神崎「…黙ってたの。
遊びができても、うちじゃ白い目で見られるだけだし。
でも、周りの目を気にしすぎてたのかも…
服も趣味も肩書きも逃げたり、
流されたり、身に着けてたから…自信がなかった」
どこか吹っ切れた様子の神崎は…こう続けた。
神崎「殺せんせーに言われて、気付いたの。
大切なのは、中身の自分が前に向いて頑張ることだって(微笑」
渚(神崎さんの意外な一面。
さらわれた時、茅野と何か話したのかな?
なんか、二人の空気が軽い)
それを見て、渚がそう思っていた。
仲良くなった感じの神崎と茅野。
一方、烏間先生は
生徒たちの卓球を見守りながら、
今後の暗殺についての思案していた。