第10章 修学旅行の時間
茅野「皆!(微笑」
「てめぇら、なんでここが分かった!?」
渚「土地勘のないその手のやからは、
拉致した後、遠くへは逃げない。
近場で人目につかない場所を選ぶでしょう。
その場合、付録の134ページ。
先生がマッハ20で下見した、
拉致実行犯潜伏マップが役立つでしょう」
杉野「すげぇな、この修学旅行のしおり。
完璧な拉致対策だ!」
カルマ「いやぁ…
修学旅行のしおりは、持っておくべきだねぇ(微笑」
そう笑い合いながら話し合う三人に対し
不良たち「「「「ねぇよ!そんなしおり!」」」」
カルマ「で?
どうすんの?お兄さんら。
こんだけのことをしてくれたんだ。
あんたらの修学旅行は全部…
入院だよ(微笑」
そう、黒い笑みを浮かべながら言うカルマ…
「ちっ。お…
あの黒髪がいねぇってことは…
なんだ、やられたってことかっ!^^
あのくそ野郎には、相当おいたされたからな。
囲まれながらも13人も気絶させやがって、
どれだけ苦労させられたか」
カルマ「ねえ…
ケイトに、何やったの?(睨」
「あん?
後ろから気絶させられたそこの青髪を見た瞬間
怒りながら殴りかかってきた黒髪に
その右後ろにいた仲間に
鉄骨の角で、こめかみをぶん殴らせた。
鉄骨が立てかけられてある場所があってよ。
そこから取って殴りつけるよう指示してな(微笑)
ぎりぎりだったがな…
その後、気を失ったそいつを
そこに思いっきり叩きこんだんだが…
鉄骨の下敷きになって、血の水たまりができちまったな!^^
二人を返せだのなんだのしつこいのが悪いんだぜ?
あぁ…
お前らにとっちゃ
死角になってたから、見かけなかったか?
残念だったな…そいつ、死んだぜ(微笑」
そう高笑いしながら微笑むリーダーに対し
神崎&茅野『!!』
事情を聴いて驚く二人。