第10章 修学旅行の時間
そして、次の日―
渚たちは橋の上にいた。
杉野「渚。
暗殺の場所、ここならいけそうだな」
渚「スナイパーの人から見えるかな?」
茅野「変な修学旅行になったねー」
「そうだね。でも、楽しいよ」
茅野「あー、せっかく京都に来たんだから、
抹茶わらびもち食べたい!」
ケイト「あー。それ解る^^」
奥田「では
それに毒をいれるというのはどうでしょう?」
茅野「なんで!?;」
奥田「殺せんせー、甘いものに目がないですから」
ケイト「確かに。
そういう手なら食べそう(微笑」
カルマ「いいね。名物で毒殺(微笑」
茅野「もったいないよ!抹茶わらびが!;」
神崎「殺せんせーに効く毒があればいいんだけど…」
杉野「でもさー
修学旅行の時くらい、暗殺の事忘れたかったよな。
いい景色じゃん。暗殺なんて、縁のない場所でさ(微笑」
渚「そうでもないよ」
その後…
渚と共に、ある場所へと歩き出した。
その間…話し合いながら歩いていた。
茅野「ケイトちゃんってさ…
大金持ちなのに、そうは見えないよね?
なんでだろ?(首傾げ」
首を傾げながら、ケイトを覗き込む茅野
ケイト「?さあ?(首傾げ」
首を傾げるケイトに対し
カルマ「あー。ケイトの私生活凄いよ^^
全然無駄遣いしないし
飢餓で死ぬような国とかに寄付してばっか(微笑」
平然と結果論を述べるカルマ;
『・・;』
茅野「要するに…」
渚「お金持ちでも、いいお金持ちってことなのかな;」
杉野「たぶん、そうなんじゃない?」
三人『だって…
悪用とか絶対しなさそう!;』
三人の思考は、完璧に一致した!
神崎「うふふ。確かに^^」
奥田「絶対にできないタイプですね…;」
笑いながら同意する神埼と
冷や汗ながらに同意する奥田だった…
そうして…
渚に連れられて、辿り着いた場所は…?