第10章 修学旅行の時間
で…
新幹線に乗るわけなのだが
D組三人(教師含む)が、わいわいと言っており
ケイト「成績がいい奴よりも
『人としていい奴』と、一緒にいる方がいい。
私、E組残留選んで正解だった^^♪
あんな人達とは、一生関わり合いになりたくないし^^」
渚「笑顔でさらりと凄いこと言った!!;」
皆と一緒に卒業して、生きていくよ(微笑」
カルマ「そうだね。
どうせなら、もっといい饒舌の仕方とか教えようか?(にやにや」
渚「やめて!;
ケイトちゃん
あぁ見えて影響受けやすいから!;
(その証拠に
カルマ君の悪魔笑いが伝染してたし;」
そんな中…
ビッチ「ごきげんよう、生徒たち(微笑」
ケイト「…;何それ;」
「ビッチ先生。なんだよ;
ハリウッドセレブみたいな、恰好はよぉ」
ビッチ「うふふ、
女を駆使する暗殺者としては、当然の心得。
いい女は旅ファッションにこそ、気をつかうのよ」
烏間「目立ち過ぎだ。着替えろ」
そこに現れたのは烏間先生。
烏間「どう見ても、引率の先生の恰好じゃない」
ビッチ「堅いこと言ってんじゃないわよ、烏間^^
ガキどもに大人の…」
烏間「脱げ!着替えろ!(白目」
そう言う烏間は、怒りの形相だった。
ビッチ「うっ;ひっ;」
正座しながら、いじいじし続けるビッチに対し
片岡「誰が引率なんだか…;」
磯貝「金持ちばっか殺してきたから、
庶民感覚がずれてるんだろうな;」
各々感想を漏らす中
新幹線は走り出した…
新幹線に乗って、少し経った頃、
殺せんせーがいないことに気付く杉野
杉野「あれ?
電車出発したけど、そういや殺せんせーは?」
『うわっ!!;』
渚「なんで、窓に張り付いてんだよ!殺せんせー!」
その視線の先には
窓に張り付いている殺せんせーがいた
殺せんせー「いやぁ…
駅中スイーツを買ってたら乗り遅れまして…
次の駅まで、この状態で一緒に行きます。
あぁ、ご心配なく。
保護色にしてますから、
服と荷物が張り付いているように見えるだけです」
渚「それはそれで不自然だよ!;」