第3章 同棲生活
『だけど、その代わりに涼風家三カ条を作りたいと思います。』
「わかった、俺はそのルールに従えばいいんだな…」
昇さん意外と文句言わないんだ…ヤクザだからなんでも文句言うのかと思った。…これは偏見か
それにしても何にしよう?
私は数分程考えた。その間に昇さんから何か言われた気がするがスルーした。
『まず1個目のルールは、家事は分担でやります!
2個目のルールは、お金は自分で稼ぐこと!
3個目のルールは隠し事はしないことにします!!
このルールを守らなかったら、すぐに追い出しますから!』
うん!これなら完璧だよ!家事もラクになるし、お金もあげなくていい、隠し事はなんか嫌だったからね……
「わかった、ルールに従おう!」
おお意外だ素直なんて
そう言って、昇さんはテーブルにあった水を少しだけ飲んだ。