第16章 名前で呼びたくありません!
お仕置きされるって言われてからずっと倉石くんに対して臨戦態勢でいた。だけど倉石くんは休み時間も何もしてこなくて6時限頃には私は安心して授業を受けてきた。
だけど黒板に書いてあることを書き写しているとスッと太腿あたりに手が伸びてきた。
ゆっくり撫でるように太腿の内側を撫でてくる。
『っえ?倉石くん!やめてよ』
いま授業中なのに何考えてんの!
「お仕置きだからな…」
倉石くんはそう言って私に笑いかける。その途端撫でる手つきが変わってどんどんスカートの中に手が入ってくる。
私は倉石くんの手を両手で抑えるけど力が弱い私が何をしようと意味がほとんどない。