第13章 倉石 翔
学校がやけに早く過ぎて すぐに放課後になった。
「学校案内よろしくね!」
『うん!じゃあ、早速行こっか!』
倉石くんは元気よく立ち上がると鞄を持って立ち上がった。
少し歩いて、美術室、図書室などを紹介して次に体育館を案内した。
「へぇここが、体育館なんだ…俺はバスケやってるからさ!」
『すごいね!私 運動は割と好きだけど下手なんだ!』
倉石くんと話しながら学校を回ると大体は紹介し終わった。
だいたい紹介したからあとは……保健室くらいかな?
『倉石くん!ここが保健室だよ!今、先生いないみたいだね!入ってみ………えぇ!』