第12章 エルフ~ポッシビリタースの秘めた力~
「神ヘカテーよ!私は汝に三度お願いする!フォルフォバ・バイボー・フォールボールバ!」
するとたちまち嵐に代わり周辺の木々をなぎ倒していった。
「うわああー。」
ケンタウロス達はそれを交わすのでやっとであった。
「そこまでだ!」
「何?誰だ?」
ヘーラーが誰かの声を聞き構えた。
「え?」
ケンタウロス達も驚いて周りを見ると怪我をしたはずのケイローン様とエルフの姿があった。
「ケイローン様とエルフ?」
エルフはテューポーンの石をどかしてケイローン様とヘーラーに立ち向かった。その姿を見てケンタウロス達も負けじと立ち向かっていった。
闇の中に存在感を放つヘーラーは闇の呪文を唱えていく。みんなを闇の中に引きずっていった。
「うわあぁああ。」
「みんな!?」
しかしエルフだけ取り残されてしまった。
「お前も闇に消えてしまえ!」
「そうはさせないぞ!」
エルフは力いっぱい息を吸い込むと呪文を唱えた。
”Sá er einn staðr þar, er kallaðr er Álfheimr. Þar byggvir fólk þat, er Ljósálfar heita, en Dökkálfar búa niðri í jörðu, ok eru þeir ólíkir þeim sýnum ok miklu ólíkari reyndum. Ljósálfar eru fegri en sól sýnum, en Dökkálfar eru svartari en bik”
とても長い呪文である。
”一つはそこにある、Alfheimと呼ばれています。どこで関係者を住む、ホットLightelvesが、ダークエルフは、土壌に住んでいる、と彼らは外見では異なっているが、はるかにとは違っています。Lightelvesはさらに日よりも美しいですが、ダークエルフは黒いです”
するとヘーラーに異変が起きたのだ。彼女の顔が崩れ落ち闇が消えて行った。
「おの・・・れ。」