第2章 やっぱり…
<藤ヶ谷side>
はまだそんな事を言ってた。
じぶんなんかって…
どうしたら自分に自信を持ってくれるだろう…
藤ヶ谷:「さ、可愛いと思うよ?俺…」
:「え?」
ふいに出た俺の言葉に驚いてる。
藤ヶ谷:「…」
:「…」
藤ヶ谷:「…俺、何人か付き合ってみたんだけど…ずっと気になってる子の事が頭から離れなくて…」
:「…」
藤ヶ谷:「…自分がこんなに好きだったなんて気がつかなくて…」
:「…」
藤ヶ谷:「もっと早くに気付いてたら、傷つかずに守ってあげられた事いっぱいあったんじゃないかって…」
:「…」
藤ヶ谷:「思う子が居て…」
:「その子幸せだね♪そんなに思ってもらえるなんて…」
笑顔を作ったが
:「思い出したよ!藤ヶ谷くん芸能事務所に入ってるんだよね!?相手はモデルさん!?」
花火を楽しむ子供たちを見ながら、
:「お似合いだろうなぁ~♪」
と呟いた。