第2章 到着!色々な学校が集まってますが…何だか騒がしい気が…
幸村「なら俺が部屋まで連れていってあげるよ。306号室ならさっき通りかかったから場所知ってるしね」
『え?ありがとうございます!是非是非案内してもらえたらありがたいです!』
幸村「うん、いいよ。じゃあ真田、皆を頼んだよ」
真田「あぁ、わかった。では俺たちも部屋に行こうとするか」
名前と幸村チーム、真田と立海部員のチームに別れた。
『黄色いジャージってどこの学校ですか…?』
幸村「俺たちは立海だよ。あ、俺の紹介も遅れたね…立海の部長をやらせてもらってる幸村精市だよ。よろしくね?」
『立海の幸村さん……よし、覚えました!』
幸村「忘れちゃ…ダメだからね?(撫で撫で)」
『あ……はいっ!忘れないようにします……!』
優しく頭を撫でてくれる幸村さん。
跡部部長とは違って優しいなぁ……すごく。
幸村「あ、此処が306号室だよ。」
『あ!ありがとうございます!助かりました……本当に』
幸村「お礼なんていらないよ?これから君にも立海の面倒を見てもらうことになりそうだからね」
『はい!マネージャーとして立海もサポートさせてもらいます!』
幸村「ふふ、それは楽しみだね(ふわ)」
優しくふわりと笑う幸村さんは神だと思う。
氷帝にはこんな人はいない……!
幸村「じゃあ、俺はこの辺で。また後で話そうね?名前」
その後を去っていった幸村の背中を見送る名前。
『名前呼ばれた……幸村さんに!なんか仲良くなれた感じで嬉しいなぁ』
そんな独り言をつぶやきながら部屋に入り、とりあえず荷物をどさっと置いてふかふかそうなベッドに座る。
『めっさふかふかだぁ、流石は跡部部長の合宿所』
そう、此処は跡部財閥が所有する合宿所だ。
どうりで部屋が広いわけだな。
とりあえず学校名とメンバーの名前をマイノートに書き込んでいく。
努力しないと青学のマネージャーである藍沢先輩に迷惑をかけてしまうからなぁ。