第16章 氷帝のサポートの筈が…?
氷帝メンバーも無事にコートに到着すれば、みんな練習の準備を始め出した。
宍戸「長太郎、そっち引っ張ってくれ」
鳳「はいっ!」
コートのネットを二人係で張る宍戸と鳳。
『ねぇねぇ、私は何したらいい?』
たまたま隣にいたぴよし先輩こと、日吉に声をかけた。
みんなそれぞれやることがあって私だけ何にもやることなさそうだしっ。
日吉「そうだな、今のところはやる事は無さそうだ」
『そっかぁー。じゃあアホ部部長が来るまで待ってよっと』
そう言ってベンチに座ればみんなが働く姿を見物してみる。
これマネージャーいるか?いらなくね?
なんて内心思ったり思わなかったり…
しばらくすれば部長が戻ってきた。
跡部「お前ら、待たせたな。あ、それと…名前に話がある。」
『ん?なんですかい?』
跡部「部長会議で決まったんだが、藍沢は昨日の事があるし、休ませることにした。だから今日はお前が全校担当しろ。いいな?」
『えっ?全校?無理だろ(真顔)』
跡部「時間をかけてやればいい。できるか?」
『藍沢先輩の怪我は私にも関係あるしな…うん、やる!頑張る!』
跡部「よし、なら今日はいつも以上に忙しくなるから気をつけるんだぞ?」
『はいはい、わかりましたー。みんなのサポート頑張って来ますっ(きりっ)』
跡部「くれぐれも問題を起こすな、いいな?」
『あいあいさー!』
急遽、氷帝だけじゃなく他校も任された。
氷帝以外のサポートは初めてだけど頑張ろう!