第15章 無防備に寝てはいけません(2回目)
一方その頃ーーー
向日「なぁ、跡部と名前遅くねぇか?」
日吉「まぁ、確かに」
鳳「様子みてきましょうか?」
宍戸「アイツ昨日体調悪そうだったから、もう少し待ってみてもいいんじゃねぇか?」
忍足「まぁ…せやな」
跡部のやつ、まさか名前に手出してへんやろな…。
なんや心配になってきたわ。
向日「?どうしたんだよ侑士、顔色悪いぜ?」
忍足「いや、平気や」
部屋ーーー
跡部「そろそろ部活に行くか」
『んー……』
跡部に抱きつきながら眠そうに唸る名前。
跡部「ほら、起きろ。そして着替えろ」
『はーい』
跡部「今日は氷帝を担当しろ、いいな?」
『はいはーい』
跡部「…………」
着替える名前を見ながら自分も着替えるが、首筋のキスマークが見え見えなことに気づいた。
跡部「………まぁいいか。俺様のモンだって見せつけりゃ」
『なに?』
跡部「なんでもねぇ。とりあえず部活に行くか」
『?』
なんだろ?
私おかしいとこあったかな?
まぁいいか、キニシナイキニシナイ。
色々なまぁいいか。を胸に2人は部屋を後にした。