第15章 無防備に寝てはいけません(2回目)
『はぁっ、ん…部長っ…』
跡部「名前を呼べと言っただろ?」
『け、景吾っ…』
跡部「お前が可愛いから、俺様も我慢できそうにねぇな…名前、力抜いとけ」
『はぁっ…ん…』
既に硬くなった自身を中から取り出せば避妊を付けたまま名前の茂みへと擦り付け、ゆっくりと中へ挿入していく。
『っ!!!んぁっ…やっ…』
初めての行為に痛みがあったがぎゅっと跡部にしがみつきなんとか耐える。
跡部「っ…きつっ…はぁ…」
『景吾の大きすぎっ…はぁ…』
無意識なのか誘っているかのような言葉をかけてきやがる。
我慢できなくなんだろうが…
跡部「誘ってんのか?優しくできなくなるぞ…っ」
その言葉と同時に、優しくだが激しく腰を揺らして快楽を求め合う。
『ひぁっ…!んぁ、景吾…っ…!』
跡部「っ…名前…!」
ずっと触れたかった。
こいつがマネージャーになったときから。
これが一目惚れってやつか。
腰を揺らしながら名前の首筋を甘噛みして赤いキスマークをつける。
『っ、はぁ…景吾…なんか変っ…!』
跡部「なんだ?もうイクのかっ?」
『んぅ、も、ダメっ…っひゃぁぁっ!』
跡部「っ…っ…!」
甲高い声と共に名前は身震いをして果ててしまった。
その締め付けに我慢出来なくなり、同時に果てた。
『はぁ…はぁ……』
跡部「…可愛かったぜ…すごく」
そのまま名前を抱きしめながら唇にキスをし、髪をやさしくなでた。
『部長……アホ』
跡部「フン、お前の初めては俺だけのものだ」
『変態!』
照れたように怒る名前が可愛いかった。
俺は再び優しくキスをした。