• テキストサイズ

俺たちの可愛いお姫様〜無邪気な恋〜

第15章 無防備に寝てはいけません(2回目)






さて、邪魔モノは居なくなった。
折角の二人きりだ…楽しまなきゃ損だろう…?




『ん……?』


跡部「起きたか?」


俺が頭を撫でていると名前が目覚めた。


『あれ?部長…?』

寝ぼけた様子でこちらを見てくるコイツがたまらなく可愛い。


跡部「昨日はお前が泣きつかれて寝ちまったから、俺様が運んでやったんだ。感謝しろ」


『んー…あんがと、部長っ』


起き上がれば俺を見ながらふにゃりと笑うこいつが可愛くて、つい手を出しそうになったがグッと抑える。



『てゆうか、なんで跡部部長の部屋だけこんなに広いんですか!!ずるい!』


跡部「アーン?当たり前だろうが。俺様だからな」


『意味ワカランです』


跡部「別にわかってもらわなくてもいいけどな。あ、お前口にヨダレの跡が付いてるぜ?」


『えっ!?どこどこ!?』


跡部「ククッ、嘘だ」


『う、嘘??もうなんだぁ…ビックリしたぁ…!』


跡部「………ならもっとビックリするようなこと…するか?」


『へ?』



俺はいつの間にか名前をベッドに押し倒していた。

上においかぶさる様に名前に跨ぎ、身体を密着させたまま顔を近付ける。


跡部「名前…悪いな。やっぱり我慢できそうにない。俺様は我慢が一番苦手なんだよ」




/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp