第14章 コートは危険がつきものだ
跡部が出ていってから1人ぼーっとしていた。
ベッドでゴロゴロしてみたり、自分のマイノートを眺めてみたり………
『藍沢先輩にどんな顔してあえばいいんだろ……』
そんなことばかり考えて時間ばかりが過ぎていった。
ーーー氷帝
忍足「名前は平気なんか?」
跡部「なんだか思いつめてるらしい」
向日「名前が悪いわけじゃねぇんだし、そんな悩むこともねぇのにな」
ジロー「心配だしー……」
鳳「本当に心配ですね……」
宍戸「まぁ今はそっとしといた方がいいんじゃねぇの?」
日吉「そうですね…」
ーーー立海
真田「お前は何をしたかわかっているのか!!!」
切原「す、すんません……」
幸村「困ったものだね…本当に」
丸井「なんでデビル化になるかねぇ……」
仁王「練習にデビルは必要ないぜよ」
柳生「けが人まで出ましたからね…」
柳「藍沢が居なければ、ボールが名前に直撃していた確率…100%」
切原「だ、だからすんませんって!」
幸村「謝って済むなら警察はいらないんだよ?(笑顔)」
ジャッカル「ゆ、幸村…目が笑ってねぇ…」
真田「2人に謝りにいくぞ、赤也」
切原「う、うぃっす…」
ーーー名前自室
あーもう、なんかモヤモヤする!!
いつの間にか外は薄暗くなっていた。
このまま部屋にこもっててもスッキリしないし、星空でも眺めよう。
マイノートを手に持ちながら、部屋から出て外に行く。
あたりもだいぶ暗くなり、星空が綺麗だ。
座りやすい位置に腰をおろしてに体育座りをする。