第13章 無防備に寝てはいけないよ?
幸村「本当に可愛いね……食べてしまいたいくらいに」
食堂で真田に抱きついているのを見られた名前。
嫉妬した幸村は"自分にも"と名前に迫るが、幸村と真田が言い合いしてる間に名前が幸村の膝の上で寝てしまった。
それで、今は幸村の部屋にいる状況だ。
『すぅ…すぅ………zzz』
幸村「よく眠っているな…」
自分のベッドに寝ている名前の髪を優しく撫でる。
幸村も隣に寝転ぶとぎゅっと抱きしめた。
『ん………』
ぎゅっと抱き返してくる名前。
幸村「…………可愛いなぁ……」
自分に抱きつく名前を見ながら呟く。
こんな可愛いマネージャーがいる氷帝は羨ましいと思った。
なんで立海じゃないのだろう……
なんで俺の傍に置いておけないんだろ…
名前と出逢ったのはつい最近で、まだそんなに親密に話したことはなかったけど…
一目惚れってやつかな…
本当に大好きで、離れたくないと思った。
幸村「……おやすみ、名前」
ゆっくり目もとにキスを落とした。
ゆっくりでいいよ。
いつか君を手に入れて見せるからね…
幸村は名前と共に眠りについた。