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俺たちの可愛いお姫様〜無邪気な恋〜

第8章 マネージャー業初日です!




忍足「お、ありがとさん。それはそうと…跡部となんかあったん?」


『え?なんでですか?』

忍足の言葉にドキリとした。


忍足「なんでって……跡部ごっつぅ機嫌悪いねん」


『………そうなんですか?』

やっぱり私に怒ってるんだよね…。
はぁ、なんだか気まずい…。


宍戸「ドリンクでも届けて仲直りしてこいよ」


鳳「それがいいと思いますっ」



『はぁ…わかりました……』

仲直りとは言うけれど私は悪くない…はず。
書き込んだノートを見せつけてやりたいがそんな勇気もない。

とりあえず、先輩たちに言われたとおりに
少し離れた場所にいる跡部の方へと歩みを進める。








ーーー跡部視点



俺は何を言ってるんだ。
あそこまで言うつもりはなかった。


跡部「はぁ…」



少し言い過ぎちまったかもしれねぇな。
謝るのも柄じゃねぇし…それにアイツにだって少しくらい非はあるはずだ。


そもそも、合宿に来て他校の奴らにチヤホヤされている事すらムカつくぜ。
フン、この俺様が小娘一人に掻き回されるとは…落ちたもんだな。








『あ、あのー……』


跡部「(アイツに顔合わせようがねぇよな…)」


『?おーい』


跡部「(やはり俺が折れるべきか?)」



ドリンクを跡部部長に渡しに来た。
声をかけることすら気まずかったが勇気を出して声をかける…が、こちらに気付かないのか返答がない。



『あーとーべーぶちょーう!!』


跡部「ハッ…!……名前………お前、俺様のドリンクが最後とはどうゆうことだ?」

考え込んでて名前の存在に気付かなかったぜ。

気まずいのでドリンクを渡す順番を指摘した跡部。


『は?怒ってる人になんてドリンクすら渡したくないですー』


跡部「アーン?よくもそんな口が叩けたな。まだまだお仕置きが足りねぇ様だな…」


跡部が名前の顎を掴み至近距離で見つめる。


『たたた足りてます!!充分です…!』


跡部「フン、さっさとドリンクよこせ」


『は、はい…!』


慌ててドリンクを手渡した。



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