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俺たちの可愛いお姫様〜無邪気な恋〜

第8章 マネージャー業初日です!




忍足「朝やで、はよ起きや」


『んー…あと5分だけ…』


昨日は早く寝たはずだが、あまりのふかふかのベッドで寝たためかぐっすり深い眠りについていた。


忍足「はぁ…朝飯食い損ねるで?」


『朝ご飯…食べる…!』


ご飯のひと言でばっと起き上がる。



忍足「おはようさん。自分、食べ物で起きるんかいな」


『だってお腹すいたもん!』


忍足「俺もお腹すいたわ…もう20分くらい起こしてるんやで?」


『えっ、そんなに…?』


忍足「もう腹減りすぎて名前を食べようかと思ったわ」


『え?私食べても美味しくないですよ?』


忍足「…アカン…話通じんかったわ」


なぜか呆れ返る忍足。


『?』


忍足「まぁ、ええわ。今はそれで…。ほな、早く着替えて食堂にきぃや」


『あ、はーい!』


そのまま忍足は部屋から出ていった。


『よし、早く着替えて行かなくちゃ!』











ーーー数分後




『お待たせしましたー!』


跡部「遅い。遅刻だぞ」


『部長ー!お腹すいた』


跡部「お前は俺様の話を聞け」


ジロー「名前ー、これ食べる?」


『食べる食べる!ジロー先輩ありがとっ』




跡部「はぁ…頭が痛いぜ…」


宍戸「しかたねぇだろ」


日吉「甘やかし過ぎですよ」


鳳「そうゆう日吉だって」


日吉「……………」







そんなこんなで朝食の時間が終わり、各自コートへと散らばる。
私は藍沢先輩と一緒にマネージャー業だ。


藍沢と話していると、跡部がこちらに歩いてきた。




跡部「おい、名前。今日はドリンク作りをやってもらうが…作り方はわかるか?」


『あ、えっと……プリント見れば…』


跡部「なんだ、覚えてないのか?」


『あ、はい…』


それもそうだ。
昨日は学校の名前を覚えたり、部員の名前を覚えたりでマイノートもそれがびっちりだった。
マネージャー業まで頭になかったのだ。



跡部「俺様はお前を遊ばせるために来たわけじゃねぇ。これは遊びじゃねぇんだぞ。今日の所は藍沢に手伝ってもらえ、いいな?」


『……は、はい…』


いつもはあんまり怒らない跡部の言葉が胸に突き刺さった。



藍沢「大丈夫…?一緒に頑張ろ?」


『は、はい…!大丈夫です!』


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