第7章 お風呂は静かに入ろう。裸の付き合い
ーーー男湯
桃城「名前って四天宝寺が好きなんすか?」
跡部「アーン?何言ってやがる。氷帝に決まってんだろうが…」
(そうそう、四天宝寺のゴールデンレトリバー先輩ってゆう人が癒しで…!)
向日「なぁ、四天宝寺って…」
日吉「…………………………」
宍戸「お前らが変なこと言ってるからだろ」
鳳「名前が四天宝寺大好きになったらどうしましょう…!」
ジロー「そんなの嫌だCー!」
不二「四天宝寺じゃなく、青学を好きになってもらわなくちゃね」
手塚「………………………」
越前「俺だけ好きになってくれればいいけどっ」
菊丸「抜けがけはダメだぞー!おチビぃ!」
海堂「フシュー…」
跡部「名前はどこにも渡さねぇぞ」
金太郎「おー!コシマエー!!!」
越前「げ。」
青学と氷帝の面々で入っていれば、噂をすればなんとやら。四天宝寺の面々が入ってきた。
白石「金ちゃん、風呂場は走ったらあかんで」
青学氷帝「……………………………………」
千歳「ん?なんかフリーズしとるばいね」
財前「……なんなんすか?」
忍足「なぁ、ちょっと聞いてええか?」
謙也「ん?なんや?」
忍足「四天宝寺って名前と仲いいん?」
小春「仲いいわよ〜♪ 名前ちゃん、四天宝寺に編入したいって言ってたくらいよ〜ん」
氷帝「…!!!」
日吉「なんでそんなことを…」
向日「クソクソ!四天宝寺め!」
鳳「……それで、ゴールデンレトリバー先輩って誰なんです?」
四天宝寺「……………………」
謙也「だ、誰やろなぁ…」
ユウジ「お前やろ」
不二「忍足くんが?ゴールデンレトリバー…?」
菊丸「ゴールデンレトリバーってもっと可愛いんだぞー!」
越前「ゴールデンレトリバーが可哀想」
謙也「な、なんやねん…みんなして…!」
跡部「お前らに名前は渡せねぇから、覚悟しておけよ」
余程名前を渡したくないのか、跡部が凍てつく氷のようだ。
そのまま氷帝は皆上がってしまった。
残されたのは青学と四天宝寺だけ。