第7章 お風呂は静かに入ろう。裸の付き合い
藍沢先輩は背が高くて胸も大きくてナイスバディ。
ボッキュンボンと言うべきだろうか。
必要なところは出ていて、余分なところは減っこんでいる。
ナイスボディ…羨ましい。
それに比べて私は…、背も低いし胸はAかBくらいしかなくて幼児体型とでも言うべきだろうか。
そんな身体を見て喜ぶ男子が居るとは思えない。
自分でも重々承知の上だ。
『じゃあ藍沢先輩!行きましょ!』
藍沢「あ、うん♪」
私は藍沢先輩の手を引っ張りながら女湯と書かれた暖簾を潜って中へと入っていった。
跡部「フン、俺たちもさっさと入るぞ」
男子組もぞろぞろと男湯に入っていった。
ーーー女湯
藍沢「名前ちゃんの下着可愛いね♪」
『そ、そうですか…?そうゆう藍沢先輩の下着は…なんかセクシーですね…』
自分は付けたことがない様な下着を藍沢先輩は付けている。
ナイスバディ過ぎて直視できないー!
藍沢「そうかな?普通だよ♪じゃあはいろっか」
『あ、はい…!』
服を脱ぎ終われば軽くタオルを巻いて浴場へと足を踏み入れて椅子に座れば顔や髪や身体を洗っていく。
『うわぁ…広い…』
藍沢「さすがは跡部くんだね」
洗い終えて湯船へ浸かるため歩き出せば、色々なお風呂があって二人では回りきれないほどのお風呂の数があり。
『あ、ここワイン風呂だって!先輩入ろ?』
藍沢「ワイン!?すごい…じゃあ入ろうか♪」
それから色々なお風呂に入った。
ブクブクと泡が出ているお風呂や、白く濁ったお肌にいいお風呂。
そして最後に露天風呂。
『露天風呂ー!!』
藍沢「やっぱり露天風呂だよね♪」
『はい!はぁ…この感覚がいいんですよね…』
藍沢「ふふ、名前ちゃん可愛い」
『えっ?か、可愛くないですよ!』
美人に褒められると女の私でも照れる。
藍沢「みんな名前ちゃんが好きな理由、なんかわかるなぁ…」
『好かれてるかわかりませんが…最近は四天宝寺が好きです!』
藍沢「四天宝寺…?氷帝じゃないの?」
『四天宝寺にゴールデンレトリバー先輩ってゆう人がいるんです!その人が癒しで!氷帝は…ちょっと変態が多いから…』
藍沢「変態かぁ…。って、ゴールデンレトリバー?犬?」