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第12章 chapter2 ① 牛乳にまみれて


食べ終わったことだしもう出て行こうかと思った時、ヒヨコちゃんの大泣きが聞こえてきた。お風呂入ってないって話だ。
「だって、だって1人じゃ帯結べないんだもん!」
ヒヨコちゃん、結び方覚えられたらいいね。
じゃないと死んじゃうよ。
遠目に見てると、どうやら真昼ちゃんが解決してくれたみたい。
すると、食事を終えていたみんなは揃ってレストランから出て行こうとする。
あ、もしかして2番目の島かな。
以前とタイミングは違うけど、モノミ先生が私の来る前にもうみんなに伝えたんだろうね。
「おねぇ~、今からシャワー浴びようよ!」
「え? 今からか……2番目の島を見に行った後じゃ駄目かな」
真昼ちゃんとヒヨコちゃんが残って話してる。
「ぐすっ、だってキレイにしなかったらまたみんなに………」
「あー、はいはい、分かったよ。今からするってば」
涙目なヒヨコちゃんに折れた真昼ちゃん。
まるでヒヨコちゃんの保護者だなぁ。
「わーい、おねぇと一緒にあらいっこ! あらいっこだ~!」
「あたしも入るの?! ちょっとそれは……」
「いーじゃん、帯のお礼に好きなところ洗ってあげる! いいでしょ?」
「……もー、しょうがないなぁ」
真昼ちゃんはヒヨコちゃんに引っ張られながらレストランから出て行った。
「あらいっこ………」
『…………?。』
振り返ると日向くんがいた。
手に持った「男のマロン」を見つめて何か考えてるみたい。
女友達の貞操を守るためにも言っておこうかな……。
『日向くん、お風呂のぞいたらダメだよ。』
「うぉ……っ希灯まだ居たのか? っていうか覗きって………!」
日向くんが顔を真っ赤にしてマロンを後ろに隠した。
『あはは、冗談だよ。日向くんは女の子の入浴シーンなんて見ないよね?。』
冷や汗たらたらの日向くんは弱々しく頷く。
「お、おう、もちろんダ………」
上ずった声で逃げるように日向くんは出て行ってしまった。
………さて、私も2番目の島に行くとするか。



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