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第38章  Chapter6 ⑥江ノ島アルターエゴ


「学園がカムクラの素性を隠すために、予備学科に潜ませてたのか?」
「じゃあ、日向ってのは偽名だったりするんっすか?」
「お、俺は間違いなく日向創だぞ! 生まれた時からずっとその名前だ!」
素性を疑われ、咄嗟に答える。
自分でも信じられないほど口の動きはぎこちなく、声は震えていた。
「だったらカムクラってのが偽名なのか?」
「なぁ、オレらを騙してたりはしねーよな?」
日向に対する疑心を口々に言い合う。
顔面蒼白の日向を見かねた苗木が、控えめに答える。
「カムクライズルは……作られた希望なんだ」
「作られた……希望?」
「それって、"希望育成計画"のことを言ってんのか?」
探索中に見かけた資料にあったな、と思い出しながら九頭龍が聞く。
「前に、未来機関が保管していたファイルを見たことがあってさ……それによると希望ヶ峰学園は長年に渡って、画期的な人材育成計画に取り組んでたらしいんだ」
「たしかに、画期的な人材育成計画だと言えますね。完璧な天才を自分達の手で作り出そうという計画ですから」
苗木の言葉に、江ノ島がそう付け加える。
「つ、作り出す……?」
「"希望育成計画"はね……希望ヶ峰学園の長年の悲願だったのよ。むしろ、その計画の為に希望ヶ峰学園は設立され、その計画の一環として超高校級の才能を研究し続けた……そんな重要な計画だからこそ"希望育成計画"は学園創始者の名前を取って……"カムクライズルプロジェクト"と呼ばれていたのよ」
戸惑う周囲を傍目に、江ノ島の説明を続ける。
「そして、つい最近になって、その計画は実験段階まで漕ぎ着ける事ができた。そこで彼らが“実験台”として目を付けたのが、落ちこぼれの予備学科だった……」
「なぜ予備学科が実験台にされないかんかったんじゃ?」
弐大の問い掛けに、江ノ島は溜め息を吐きながら腕組みをした。
「人工的に才能を作り出す計画なんだから、才能のない人間が実験台にならなきゃ意味ないじゃん。そして、その予備学科の中から実験台として選ばれたのが……そこにいる日向クンだったのよ!」
「ど、どうして……俺が……?」
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