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第40章 エピローグ
水平線に船が消えていく。
潮風を受けながら、その様子を眺めていた。
聴こえるのは波の音と、海鳥の鳴き声だけ。
「…………」
完全に船が視界から消えた後も、しばらく桟橋からの景色を見続ける。
プログラムの世界よりほんの少し濁った空と海だった。
「おーい、日向クーン」
「なに黄昏てんだよ?」
「みんな待ってるんだから!早く来なさいよ」
少し遠くから、数人の仲間が俺を呼んだ。
「悪い悪い。いま行く」
振り向きざまにそう返し、歩き出す。
穏やかな潮風が背中に吹きつけた。
これからどうするかはまだ何も決まってない。
決まってないけれど、きっとなるようになる。
……生きている限り、未来はどうとでもなるはずだ。