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第38章  Chapter6 ⑥江ノ島アルターエゴ


「この世界でアバターが得た記憶や意識は、最後に"卒業プログラム"で本体に上書きされるんだ……。ただ、今回希灯さんが自身をプログラムと一体化させてしまった影響で……希灯さんはもうプログラムなしでは自我を保てない状態になってしまった」
希灯の席でふんぞり返るようにして画面に映る江ノ島を、苗木は鋭く睨みつける。
「江ノ島はそこに付け込んだ。そいつは自分のアルターエゴを……ボクの仲間の技術を盗んで作った人工知能を……外の世界に出られなくなった希灯さんの肉体に上書きしようとしているんだ!」
「な……ッ!」
「希灯は生き返るのではなく……江ノ島に乗っ取られるということか!?」
苗木の告白に、全員が信じられないといった反応で江ノ島に目を向ける。
「騙してたわけじゃないよ? ちょっと言葉足らずだっただけだもーん。それに……アタシのアルターエゴが上書きされたからって丸っきり別人になるわけじゃないしね。希灯さんのデータはアタシの中に蓄積されてるから、今までと何ら変わりない人格を演じられるはずだよ」
「それって、どのみち同一人物じゃないってことじゃんか……!」
悪びれもせずに言う江ノ島に花村がそう指摘するも、江ノ島はさらに続ける。
「嬉しくない? 希灯さん本人じゃないからこそのメリットもあると思うんだけどなー。彼女の意思や趣向趣向なんかも無視して、色々と奔放な方面で仲良くしたりなんかも出来ちゃったりするんだけどなー?」
「や、やめなさいよ! あんた最低よ……!」
「誰も貴様の演じる希灯など求めない。いい加減ふざけるのはよせ」
小泉や辺古山が眉間にシワを寄せながら拒絶する。
「アンタらがどう思おうと、卒業を選ばない限りここからは出られないんだからね? そうして外に出たら――"人類総江ノ島化計画"の始まり始まり~っ!」
楽しげに両腕を振り上げながら江ノ島が声を弾ませる。
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