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第38章 Chapter6 ⑥江ノ島アルターエゴ
「み、ミナサンは下がっててくだちゃい! ここはあちしが……!」
一同を守るようにモノミが巨大な女の前に立ち塞がった。
「モノミ……!」
「無理だって……ぜってー勝てねえって!」
「勝てるか勝てないかじゃありまちぇん、先生がミナサンを守りたいんでちゅ。守ってみせまちゅ……!」
膝を震わせながら、モノミが両腕を広げて女を睨み上げる。
日向たちは不安げにその背を見つめた。
「あ、そういうのいいから」
画面の女がそう言うや、巨大な本体が腕を振り上げモノミを一瞬のうちに叩き潰した。
ポップなサウンドとエフェクトが女の手のひらと床の間から漏れ出る。
ゆっくりと退けられた手の下には、綿とフェルト生地の残骸が残されていた。
場が静まり返る。
目の前で起きたあまりにも呆気ない事象に一同は呆然と立ち尽くした。
「モノミちゃん……!」
七海がその場に駆け寄り、フェルト生地を抱き上げる。
モノミだったもの。それ以上でもそれ以下でもなかった。
「おい七海、危ないから戻れ!」
七海のすぐ真上の巨大な女を警戒し、十神が七海を連れ戻そうと走り寄って腕を掴んだ。
「アンタらには何もしないわよ。コイツはいつでも殺せたから今殺した……ただそれだけ」
自身から引き離そうと十神が七海を移動させる様子を見ながら、女が気だるげにそう呟く。
「まっ、いーじゃない!どうせアンタらも煙たがってたっしょ? 残りのスペアもまとめて壊しといたからさ、もう現れないよっ」
命では無いにせよ、自分達を守ろうとしたせいでモノミは一瞬にして消え去った。
目の前で厭らしく笑う女に奪われた。
「そんな……モノミさんが……」
「ぬぅ、ワシらを庇って自ら犠牲になるとは……!」
全員が惨状にショックを受け、悲痛な声を漏らす。
怒りと困惑と虚無感に、日向も何を言うべきかも分からず画面の女を睨むことくらいしかできなかった。