• テキストサイズ

スー繝�ー弾ガん繝ュ繝ウパⅡDa1 Dream St0rys

第37章 Chapter6 ⑤卒業試験


『ねぇ、日向くんはまだ分かってないの?。君たちみたいな"超高校級の絶望"なんて、本来なら見捨てられてしかるべき存在なんだよ。』
責めるような、吐き捨てるような物言いだった。
初めて見る希灯の態度に日向は戸惑う。
『苗木くんたちと一緒に未来機関に歯向かってまでプログラムに掛けて、そのうえ私が自分の命を犠牲にしてまでみんなを助けてあげたっていうのに。そんな私たちの努力や決意を全部ムダにするつもり?。』
凄むようにそう捲し立てる希灯の様子に、日向だけではなく他の皆も違和感を感じて少しどよめく。
パネルに添えられていた手は一様に下に下ろされていた。
『……みんな何が不満なの?。私たちが助けてあげるっていうのにどうして言うことを聞いてくれないの?。意味分かんないよ。ねぇ、千秋ちゃんからもコイツラに何か言ってやってよ!。』
「…………」
怒気を含んだ口調で希灯が眉を吊り上げ、七海に加勢を求める。
全員の視線は七海千秋に向けられた。
「……!? 希灯さん、いけまちぇん! お口をチャックしてくだちゃい!」
場内のどよめきに、モノミが焦りながら希灯のスカートの裾を掴んで制止を促す。
『どうでもいいよ。どうせ5回目の裁判のときだってバレてたんだし。それに今さら隠したところで何になるの?。』
振り払うようにモノミの手を弾きながら希灯が返す。
『……ねぇ、千秋ちゃん。監視者としての務めだよ?。皆に卒業するよう説得するの手伝って?。』
先ほどとは打って変わって甘ったるい声で、七海にそうお願いした。
「監視者ってことは……!」
「もう1人の裏切り者って、七海だったのか!?」
「だ、だから裏切り者じゃないって言ってるじゃないでちゅか……!」
七海はただ静かに袖を握り締め、俯いていた。
『ねぇ、黙ってないで何とか言ってよ。あ、でも自分の正体については発言できないんだっけ?。ごめんごめん、配慮が足りなかったよ。だって君ってそう設定されてるだけの、ただのNPCなんだもんね。』
そんな様子の七海を眺めながら希灯が平然と言い放つ。
「だ、ダメでちゅってばあ……っ!」
「えっNPC……?」
「七海が……モノミと同じNPCだと!?」
「……ほ、本当なのか?」
七海が監視者でありNPCであることが暴露され、一同騒然とする。
/ 360ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp