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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験


「……っ」
いよいよ反論できなくなったモノミが、冷や汗を垂らしながらオロオロとその場に立ち尽くす。
「本当に……希灯さんは裏切り者なんでしょうか? いつも優しく接してくださっていたのも、わたくし達を騙すための嘘だったというのですか? そんなの……信じたくありません」
ソニアが上ずった声で言う。
「未来機関だって裏切り者だって関係ねーよ。希灯が身を挺して俺らを守ってくれてたのは事実なんだろ……?」
「そう……だよね。僕も希灯さんの立場じゃなくて、やってくれたことを信じるよ」
終里の言葉に花村が賛同する。
他の一同も特に異議はなかった。
それを見て、モノミは感涙を浮かべながら嬉しそうに微笑む。
「……! うるうる……ミナサンがちゃんと分かってくれて先生嬉しいでちゅ。どうかモノクマの言葉に惑わされないでくだちゃい。モノクマなんかに負けないでくだちゃい。希灯さんもきっと、そう望んでいるはずでちゅ」
「うっせーぞ! 未来機関云々のこと正直に話せねーなら喋んな。議論のジャマだ!」
「ひえぇ、ごめんなちゃい……!」
殴る素振りを見せた終里に、モノミは申し訳なさそうに頭を押さえながら引っ込んだ。
「えーっと、まとめると希灯さんは裏切り者の未来機関員で、監視者の権限で本来の進行をねじ曲げ……現在は別の場所にいるから卒業試験に参加できないってことだね。これでこの話は終わり。じゃあ次の話題に行くとしましょうか」
手早く話を畳み、モノクマは試験を進めるために別の話題に移そうとする。
『あ……もう終わっちゃうんだ。一足遅かった?。』
ふいにそんな声が聞こえた。
瞬間、その場の全員が同じ場所に目を向ける。
先ほどまで空いていたはずの席に希灯誉稀が立っていた。
「あれ? 希灯さんじゃーん! 観客でいるのもう飽きちゃった?」
いの一番に、モノクマがそう声をかける。
「希灯さん、無事だったんでちゅね……!」
モノミがバタバタとした歩調で希灯に駆け寄っていく。
「なんだよモノクマ、テメーさっき希灯は参加できねーって言ってたじゃねーか!」
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