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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験
「…………」
「ん? 日向くん、何か言いたげだね!」
俯き加減に黙り込んでいる日向に気付き、モノクマが声をかける。
「いや……実は、学園の探索中こんなものを見つけたんだ」
日向がポケットから手帳を取り出した。
希灯の個室らしき場所で見つけた、不可解な記述がされた小さなノートを皆に掲げて見せる。
「は?何だそりゃ」
「おそらく……希灯の私物だ。この中に、お前たちが死んだときの状況とか、今回は死なせずに済んだとか……訳の分からないことが書いてあった」
パラパラと捲りながら日向が続ける。
「最初読んだときは何かの間違いだと思ったけど……ホログラムの画像とこのノートに書かれた死因が一致してる」
両脇に立つ小泉と西園寺が日向の持つノートを覗き込む。
「それに……覚えてるか? 旧館やビーチハウスでの突飛な言動や、終里をバズーカから守ったり、ドッキリハウスで絶食せずに済んだり、工場横の倉庫で狛枝が何かしようとしてたのを止めたり……いつも何かと希灯が関わってる。少なくとも、アイツが何が起こるか事前に知ってたのは確実だ」
「全部経験した上で立ち回ってたってのか? ゲームの世界ってのもまだ受け入れらんねーのに、さらにファンタジーな話持ってきやがって。キャパ足んねーよ……」
左右田が溜め息混じりにぼやく。
「ログによると、希灯さんが初めて死んだタイミングはオマエラがこの画像の通りに死んでった後みたいなんだよね。その直後、ジャバウォック島は何事もなかったかのように誰も死んでない日の夜に戻っちゃってたってわけ。これはボクも調べるまで全く自覚してなかったことなんだよ。あーびっくらこいた」
「あ奴は己の命を懸けて転生し、果てに希望の灯火となったのが現在ということか……」
モノクマの説明に、田中が腕組みをしながら言った。
「ま、大まかなとこは正解ってことっすかね。ボクも詳細までは分かんないけど……どうやら希灯さんがこの世界を多少弄くってたせいでコロシアイは無かったことにされちゃったんだ」
「私たちも誉稀ちゃんも既に死んでたけど……誉稀ちゃんが生き返らせてくれてたから、今もこうしてここに居て……で、誉稀ちゃんは何で別の場所にいるの?」