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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験


「そう言えばさぁ、希灯さんの行動には結構不審なところがあったよね? ほら、人を殺そうと考えてたオマエラの計画をことごとく先読みしたように止めに入ったことが何回かあったじゃん」
「な、何のこと……ですかぁ?」
「あの鈍臭が?何かの間違いじゃない?」
罪木と西園寺が首を傾げる。
「いや……俺は覚えてるぞ」
そう言ったのは終里だった。
「あいつは前、モノクマと決闘しに行く直前の俺に珍しく声を掛けてきて……断ったのにわざわざ砂浜まで追いかけてきて、それで、俺を庇ってバズーカで……。クソッ、あれはそういうことだったのか……?」
「私も……危ないところを助けられた……のかも」
終里が握りこぶしを作って震える。その言葉の後に、小泉も辿々しく呟いた。
「小泉もか?」
「…………2週間くらい前のビーチハウスでね。本当なら、私もあそこで……」
ビーチハウスの床で扉に凭れかかるようにして事切れた自身の画像を見てから、小泉は九頭龍と辺古山に一瞬だけ視線をやった。
2人は神妙な面持ちで目を反らす。
「なるほどね……ようやく今までの疑問も、グッズ倉庫でトリックを阻止されたことも、そこで聞いた彼女の言葉にも合点がいった」
狛枝がゆらりと立ち上るような声色で言う。
「"たくさんの死を見てきたから皆の死を回避できた"。"希望のための絶望はもうずっと前から私たちの身に降りかかってる"……希灯さんは確かそう言ってた。それに画像の中のボクは、ボクが想定してた通りの死に方をしてる……すごいよ!希灯さんは本当に大きな絶望を自分一人で乗り越えようとしてたんだね!」
「狛枝クンってば誰も死なない島生活にがっかりイライラしてたけど、それは希灯さんが芽を潰してからなんだよねー」
やや興奮した様子で空席に目をやる狛枝に、モノクマが明るい声で言った。
「はぁ……だからこそ、希灯さんの希望がもっと強いものになるよう、ボクが更なる壁として立ちはだかれたらどれだけ良かったか……」
「狛枝、オメーはいっぺん黙ってろ」
感銘を受けたように震えながら残念そうに言う狛枝を、終里が睨む。
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