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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験
まるでアニメだかゲームだかの魔法のエフェクトのような、不自然で道理に合わない光の発生。
不条理で、唐突で、あり得ない締め括りに動揺ばかりが残った。
「あ、動画はもう1つあるよ」
モノクマが愉快そうに言う。
次に映し出されたのは、画面いっぱいの罪木蜜柑だった。
「罪木……!?」
「何でドアップのゲロブタが映ってんのー?目に毒なんだけど」
目の前の映像に、不愉快そうに西園寺が悪態を吐く。
「何よこの画角……。まさか……馬乗りにされてる?」
「う、羨ましい~ッ!!」
「顔も赤いし、この恍惚とした表情……蜜柑ちゃん、誉稀ちゃんとそういう関係だったんすか!?」
花村と澪田が混乱しつつもそう声を上げる。
一方で、希灯の視界に覆い被さるようにしている自身の姿を見て罪木はひどく狼狽えた。
「えっ……?ええっ……ひぅ……し、知りません!全然、心当たりありませぇん……!」
罪木が髪を振り乱しながら頭を横に何度も振り、そう訴えながらその場に踞る。
映像内の罪木は紅潮した頬に汗を浮かべ、その目は正気を失ったようなドロドロとした視線を希灯に向けていた。
やがて視界の端にナイフが映る。
「……!」
希灯の手が自身を庇うように、罪木のナイフを持つ手を遠ざけようと乱暴に振り回される。
その間、肺を押し潰されたかのような苦しげな嗚咽も幾度か聞こえていた。
〈うふふ……希灯さぁん、もっともっと私を絶望させてくださぁい〉
スクリーン内の、うっとりとした表情を浮かべた罪木の音声が響いた。
ナイフが希灯に向かってゆっくりとフレームアウトしていく。
それから少しもしないうちに、罪木の顔や服に血飛沫が飛んだ。
返り血を浴びた嬉しげな顔が一気に霞んでいく。
それからまた、画面は七色の光に満たされ映像は終わった。
「ふー。どう、満足した? この2つが希灯さんの死んだときの記憶だよ」
「どうって……いきなりこんなもん見せられて納得できっかよ!フェイク動画なんかこさえやがって!」
「疑り深いなぁ、どっちも本物だよ~」
「下手な嘘だ。生物は2度も死ねない。そしてあのように光りもしない……そんなことも分からんか?」
田中が眉をひそめながら言う。