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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験


「お? そんなに聞きたい? じゃあ……ぶっちゃけるとしますか」
いつものニヤケ顔のまま、モノクマは軽やかに言葉を続ける。
「実を言うとねぇ……希灯さんはもう、とっくの前から死んでるんだよね」
モノクマのあまりにも突飛なその言葉に、その場の全員が反応できなかった。
「…………は?」
「あれ、聞こえなかった?じゃあもう一回言ってあげましょう……希灯さんはもう、とっくの前から死んでるんだよね」
一言一句イントネーションすら違えず、モノクマが先ほどと同じセリフを言う。
「な……なんか死んでるって聞こえたけど、僕の聞き間違いだよね? それか何かの冗談……とか?」
「モノクマちゃん、さすがに笑えないっすよー……」
「冗談でもウソでもないよ? 実際、現実世界の希灯さんの脳の大部分は停止してるみたいだし」
苦笑いを浮かべる花村と澪田に向けて、「うぷぷ」と口元に両手を添えながらモノクマが返す。
「と、とっくの前とはどれほど昔のことなのですか?希灯さんは遺跡に入る直前までずっと、わたくし達と一緒にいたはずですが……」
「とっくの前はとっくの前だよ。ずっと、ずーっと、ボクもオマエラも知らない時にね」
ソニアの反応に、モノクマは口元に両手を当て「うぷぷ」と笑う。
「モノクマまで知らないとはどういうことだ? 島中にあった監視カメラで見れたんじゃないのか?」
「そ、そうだぜ。この島じゃオレらの行動は全部見張られてるようなもんなんだろ!?」
十神と左右田がモノクマに言う。
「確かにそうだよ。でも、そういうことじゃないんだ」
「つまりどういうことじゃ? はっきり言わんかい!」
「そもそも、死んでるなら観客として私達を観ている、というお前の言葉は矛盾するぞ。それはどういうつもりだ?」
辺古山がそう指摘すると、モノクマは少し嬉しげに含み笑いを漏らす。
「うぷぷぷ、気になっちゃう? じゃあ……希灯さんについてもう少し掘り下げていきましょうか」
言いながら、モノクマがその場の全員を見渡す。意気揚々としたその仕草は、まるで「待ってました」とでも言っているかのようだった。









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