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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験


今いる世界は仮想空間で、自分達の体は架空のアバターで、希望ヶ峰学園に入学した以降の記憶は全て奪われている。
そんな事実を突き付けられ、日向たちはひどく動揺していた。
「ゲームだからって、すべてがウソって訳じゃないよ。ほら、催眠術で火傷を負ったって暗示に掛けられると、本当に火傷の跡が出てくるって話があるでしょ?」
島で過ごした何もかもがウソで構成されていた、とショックを受けている彼らに、モノクマが暗示による身体反応の事例を持ち出す。
「俺達の脳がリアルだと感じれば……それはリアルと同じ意味を持つって事か……?」
「なるほどね。実際のボク達は機械にかけられ、意識だけがここに飛ばされて……この"ゲームの中の世界"で感じてたものを本物だと思い込んでたってことだね?」
狛枝がやや納得した様子で頷く。
その横で罪木が頭を押さえながら呻いた。
「そ、そう言われたって……全然実感が湧きませんよぉ……。うゆぅ、混乱して、なんだか頭痛くなってきました……」
「その頭痛すらも、君がそう感じてるだけなんだよ。景色も、音も、匂いも、鼓動も、何もかも新世界プログラムによって作られた架空のものなんだ」
信じられない心地で一同は立ち尽くす。
呼吸だって、髪の1本1本の感触だって、服の衣擦れだって全て現実として感じているのに。
こんなことを真実として聞かされた心理的負担による脳の奥を焼くような、どうしようもないチリつきだって本物としか思えないのに。
「新世界プログラムはただのゲームじゃなくて、究極のリアリティーを持つ超次世代ハードなんだ。そのリアリティーたるや、プレイヤーであるアバターが"死"を感じれば……実際に、本体の脳までもが、活動を止めてしまう程なんだよ!」
「リアル過ぎるのも考えもの、ということか……」
「何よそれ……!何であたし達そんな危険なゲームやらされてるわけ!?」
「あ、怒るなら未来機関にお願いします。オマエラにこのゲームを強要したのは連中なので」
青ざめた顔で激昂する小泉に対し、モノクマが突っぱねるように返す。
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