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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験


少し脅すような口調でモノクマが釘を刺す。
それを聞いて、その場の全員が動きを止めた。
「そ、それって……多数決だけじゃ終わらないってことか?」
「そうだよ。多数決の後にボクがオマエラ1人1人に対して、卒業しても大丈夫かを判断するんだ」
モノクマは当たり前のような顔をしてそう答える。
「多数決で「卒業」が採決されたところで、テメーが認めねーヤツは卒業できねーって事か……」
「権限を乱用する気でちゅか……!? アンタって本当に悪辣でちゅ……!」
「あの……さっきは生意気なこと言ってすみませんでした……」
モノクマの説明を聞くや、左右田が冷や汗を浮かべながら低姿勢で謝る。
「でも、安心していいよ。ボクがオマエラの卒業を認めないことはないからさ。これはあくまで形式上のモンだよ。そういう決まりだから仕方なくやってるだけなんだ」
そんな左右田を眺めながら、モノクマが全員に向けて言った。
「(決まりだから仕方なくやってる……?)」
――あいつにも限界はあるんだよ。
――監視役の立場を乗っ取ったってことは、あいつは"監視者のルール"に従わなければならない。
日向は希望ヶ峰学園の探索中に聞いたアルターエゴの言葉を思い返す。
「とにかく……オマエラが嫌だろうと何だろうと、まずは謎を解いてもらうよ。その後で多数決をして……それから"卒業プログラム"へと移りましょう」
「ねーねー、なんでそんな面倒なことする必要があるんっすか?」
澪田が挙手しながら訊く。弐大も首を捻った。
「たしかに謎だらけじゃが、卒業のために解かなきゃならん謎なんてあったかぁ?」
「えーっと……それはね」
「メインキャストを待ってるって……言ってたよな? 要は……それまでの時間稼ぎってことか?」
そう言った日向に、モノクマが目を向ける。
「誰なんだよ……そのメインキャストって」
言及されたモノクマは、ため息を吐くような態度で返した。
「ま……関係ないよ。オマエラには"関係ない"からさ」
「か、関係ない訳ないじゃないですかぁ!わたくし達は当事者なんですよ?」
信じられないとばかりにソニアが言う。
しかしモノクマのスタンスは変わらなかった。
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