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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験
赤い扉の向こう、 一同は長い通路を抜ける。
そこは先程の円卓のある場所だった。
「戻ってきた……?」
言いながら、日向は入ってきた通路を振り返る。今したがた通過したはずの出口はすでに消えていた。
「いらっしゃい、"卒業試験会場"へようこそ!希望ヶ峰学園への寄り道はどうだった?」
そんな言葉とともにモノクマが出迎える。
「卒業試験会場っつったって……オレらは何すりゃいいんだよ?」
左右田が自分の席に移動しながら訊く。
他の生徒たちも誰に促されるでもなく、先ほど確認した自分の席に向かった。
「えー、それぞれの席に設置してある液晶のタッチパネルをご覧ください! そこに「卒業」と「留年」の2つの項目がありますね? オマエラはそれのどちらかを選んで押せばいいだけです」
モノクマの言う通り、席のパネルにはその2単語が表示されている。
「オマエラの全員で多数決を採って、多かった方がオマエラの最終決定とみなされます! どちらも押さなかった場合は「棄権」扱いとなり、結果にはカウントされません」
「多数決か。そもそも島に残りたいやつなどいなさそうだがな」
「迷うまでもないよね! いい加減早く帰りたいよ……お母ちゃんが心配だし」
十神に続き、花村が不安げに言った。
「その多数決で、もし「卒業」が選ばれた場合は……"卒業プログラム"という、一種の卒業式のようなものが始まり……」
「だー! メンドクセー多数決なんかしなくても、結果なんて決まってるっつーの! ほら、さっさと始めようぜ! もう押していいんだろ!?」
急く左右田の様子に、モノクマが腕をバッテンに組んでみせながら制止する。
「ダメダメ! まだダメだって! だって、まだ覚悟が固まってないでしょ? 外の社会の荒波に揉まれる覚悟がさ」
「うるせー! 関係あるか! オレはもう押すからなッ!」
イカれた島生活から早く解放されたい一心で、左右田がパネルの卒業の文字に触れようとする。
「おやおや……そんな暴言を吐きやがるのは、どのお口でしょうかねー? 多数決の後の"卒業プログラム"に参加できるかは、教師役であるボクの最終決定が必要なんだよ?」