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第35章 chapter6 ③蟶�望繝カ峰蟄ヲ園


「それを使えれば……キミ達はあいつに勝てるんだよ。強制シャットダウンを起動させるには、定員の過半数が必要で……もし……の為に……ボ……クも…………なんとか……」
急に男の声が聞こえづらくなった。
石盤の表示は乱れ、声はノイズが混じったように支離滅裂になっていく。
「ふぉんえんじゃりwwwや●や■て+8rmんfdしs~……=~にEEも+やし■ばぼ●●ししシシシシシシシ」
また日向の視界をモヤが覆っていく。
「シシシシ死死死死死しし死死死死シシシ死死死死死シシ死死死しし死死死死死44死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死」
目の前にはモノクマがいる。教室も元通りだ。
日向は現状が戻ったことを確認しながら周囲を見回した。
「……ん?あれ? 今のはなんだ?」
素っ頓狂な声を上げながらモノクマが小首を傾げる。
どうやらもう正気を取り戻したらしい。
「ねぇ、日向クン! なんか今のボクって変じゃなかった!?」
「い、いや……別に……」
「ふーん……そっか……。まぁ、いいや! とにかくキミに与えるヒントはそこまでだから……それ以上、そのヘナチョコ人工知能が余計なことを話すようだったら……またジャマしに来るからねー!」
そう言ってモノクマは教室から去っていった。
「…………」
今のモノクマの口振りから言って、おそらく先ほどの男との会話はモノクマには聞こえてなかったみたいだ。
日向は安堵しながら溜め息を吐いた。
「久々にいっぱい話したら疲れちゃったな。だけど……キミと話せて有意義だったよ。ここで……ずっと待ってた甲斐があった」
男のシルエットは消え、アルターエゴの姿に戻っている。
「なぁ……今のヤツってさ……」
「……僕に聞きたい事はもうないはずだよ?」
日向が質問しようとした矢先、アルターエゴは遮るようにそう言った。
モノクマが戻ってくるだろうし、何より先ほどの男の存在を察せられてはマズイからだろう。
日向は納得し、黙って頷いて返した。
「キミ達には武器がある……。それは……とっても強力な武器だよ……。その武器をどう使うかはキミ達次第……僕にできることは……みんながその武器を使えるように、体を張ってウイルスの進攻を止めることだけ……。後は……みんなに頑張ってもらうしかないよ……」
そう言うと、アルターエゴは静かに目を閉じた。
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