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第35章 chapter6 ③蟶�望繝カ峰蟄ヲ園


「誰かが"ウイルスが入れられた外部記憶装置"を施設の中にこっそり持ち込んで……新世界プログラムが搭載されたメインコンピューターに直接転送しちゃったとか……。考えられるとしたら、そういう事だと思う」
USBやSSDなどだろうか。持ち歩けるサイズだし、こっそり持ち込むなんて訳もないはずだ。
未来機関の施設の中で行われたことだろうし……組織の人間がやったとしか考えられない。
「(……クソ、俺は何を考えてるんだ。どうして……今の話が真実って前提で考えてるんだ? どうして全てがウソって前提で考えてるんだよ!)」
アルターエゴから聞いた話と、今までの島生活の記憶が頭の中でぐちゃぐちゃと混ざり合っていく。
このままでは気が触れそうだ。
せめてモノクマが用意した外の世界の情報を考えないように、日向は頭を横に振った。
「あ、だけどね……」
思い出したように言い、アルターエゴが続ける。
「確かに、そのウイルスは驚異的で……向こうの勢いにはすっかり押されちゃってるけど……。でもね、プログラムの根幹的な部分だけは、まだちゃんと防御してるんだ。だからね……あいつにも限界はあるんだよ」
「限界……?」
「監視役の立場を乗っ取ったってことは、あいつは"監視者のルール"に従わなければならない……。えっと、たとえば……プログラムを終了させてみんなを外に出すためには、それ相応の手順を……」
対ウイルスへの打開策を教えようとしてくれているアルターエゴに、日向が話をよく聞こうと前のめりになる。
その瞬間、日向の眼下から黒と白のぬいぐるみが飛び出してきた。
「はーい! いくら神さまポジションとは言え、ヒントはそこまでだよ。それ以上何かを言おうもんなら……」
モノクマだ。どうやら不都合な情報を日向に知られないようアルターエゴとの会話を阻害しに来たらしい。
「仮にキミという生命と非生命の境界線上の存在にしても自我の死という死は免れない訳でそれなら関係を主体とする存在の定義からの脱落もそれと並列化して語られそこから急速急激に切り離される事によって生じるパラダイムチェンジによって自己の存在が他人から観測されなくなる事態を加速させて交錯する他者同士の世界の共有から漏れる事を意識的ないしは無意識的に内包しており文脈的連続性から切断される事態から招かれる自我の死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死」
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