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第35章 chapter6 ③蟶�望繝カ峰蟄ヲ園


「"未来機関第十四支部 苗木誠へ"……」
そんな書き出しから始まっている文章は、どうやら絶望の残党を庇って逃がそうとしている相手への説得と警告を試みているもののようだった。
「"すべては……希望溢れる未来の為"……」
切羽詰まったような文が上から下まで続いている。宛先の人物は危険な存在を匿って失踪しているようだから当然といえば当然だった。
「苗木誠って人が未来機関を裏切ろうとしてるっぽいね」
江ノ島盾子以外の馴染みのない人名が出てきたことに反応する。
「……苗木誠か」
「十神くん、知ってるの?」
「いや、知らない。だが……卒業試験とやらに備えて覚えておいた方がいいかもな」
曇った表情が晴れないまま、2人は図書館を後にした。




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