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第35章 chapter6 ③蟶�望繝カ峰蟄ヲ園


「どうやらランドリーのようだな」
田中がハムスター達をテーブルの上に乗せながら言った。
「ランドリーってのは見たら分かるんだよ。一体何のつもりだろうなって話してんだぞ」
「まさか洗濯をしろというわけでもあるまい……俺様達の目的はあそこだ。ゆけ、"滅星者たる銀狐"サンD!!」
田中の声に反応し、テーブルの上をハムスターが駆けてゆく。
とっとこ走っていくハムスターを3人でしばし見つめ、やがて視線の辿り着いた先には1つのタブレット端末があった。
ハムスターが端末に乗り、その影響か画面に何かが表示され、ローディングが始まる。
「クク……これだ。よくやったぞサンD!」
「まあっ、田中さんのハムスターはとってもお利口ですね!」
「けど今のハムスター経由する必要性あったか!? 」
わいわい騒ぎながら3人で端末に映された文字を読んでいく。
「ふむ……新世界プログラムですか……」
「共感覚仮想世界……だと?」
「希望ヶ峰学園の生徒も何人か関係してるみてーだな」
何だかよく分からない構想の解説が延々書かれている。
人の頭に機械を繋いでどうこうする内容のようだ。
「外の世界ではこういう、仮想現実を楽しめる装置が発明されてますよーってことですかね?」
「どうでしょう……洗脳や人格支配、そして人格の破壊などと物騒なことも書かれていますし……」
「不可解だな。これも我らに関係があることなのだろうか……」
あまりにも突飛な話をいまいち飲み込めず、3人はそれぞれ気まずそうな顔を見合わせながら端末を閉じた。





「十神くん、次はこの部屋みたい」
「図書館か……」
2階まで来た十神と花村は上下反転した景色に戸惑いつつも進み、木製の扉を開いて中へと入った。
本棚と大きなテーブルが並ぶ、そこそこ広い空間。例のようにメール文のホログラムが室内の一角に浮いていた。
「ホログラム以外に変な物は特にないみたいだね?」
「そうだな。とりあえず読むぞ」
2人はホログラムに近寄ってメールの文章に意識を向ける。
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