• テキストサイズ

スー繝�ー弾ガん繝ュ繝ウパⅡDa1 Dream St0rys

第29章 chapter5 ②ネズミー城


これで丸太が来なかったらリスタートするしかない、と自殺する方法を考え始めたとき背後から、波が漂流物に当たる独特な音がした。
もしかして丸太が来た?。と思った瞬間、後頭部に強い衝撃が走る。
脳天を突き抜けるような傷みだった。
『…………!!。』
衝撃のままに頭が下がり、そのまま顔面を海に沈めることになった。
口から沢山の泡が出て行く。
さっきから不意打ちばかりで苦痛を訴える隙すらない。
この踏んだり蹴ったりな状況の原因を作った狛枝くんをそろそろ怨めしく思いながら、先ほど後頭部に衝突してきた物を鷲掴む。今度こそ丸太だった。
『……戻ったら海に突き落としてやるんだから………っ!。』
丸太にしがみついて、なるべく無駄な体力を消費しないように流れに身を任せる。
もしかしたら沖に流されるかもしれないけど、潮の流れから考えるとこのジャバウォック島のどこかに流れ着きそうな予感がした。









/ 292ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp